ICT治具とは、レポートやプレゼン資料、Webページなどを作成することができるソフトになります。
知的障害のある方が使用することを前提に、開発されていますので指示誘導が入りやすい工夫や親しみやすい工夫が随所にちりばめられています。
機能を必要最低限にして、機能性を上げることで、障がいのあるなしに関わらず誰にでも使いやすいソフトとなっています。
ICT治具は、親しみやすいよう、また、操作性をよくするために、いくつも工夫がちりばめられています。その内のいくつかを、紹介します。
特許第5898606号
ログイン時のID、パスワードをイラストにすることで、動物が乗り物に乗り、スタートする=物語性を持たせることによって作業に親しみやすくなる工夫をしています。
赤はとまれ だめ 禁止の意味、青はすすめ OK 次に進むの意味になります。
これは特別支援教育で療育を受けているお子さんの多くが小さい頃から訓練を積んでいて理解しやすいからです。
青色ボタン : 進めの意味
緑色ボタン : 確認して進めの意味
黄色ボタン : 注意の意味
赤色ボタン : 止まれの意味
番号があることで、作業の順番を分かりやすくしたり判別がしやすくなっています。
これも信号の色同様、療育的観点から生活に必要な情報として小さい頃から訓練を積んでいるので理解しやすい指示方法となります。
ICT治具は、あえてボタンを少なくしています。
何故ならボタンがたくさんあると迷ってしまい正しい操作にたどり着けなくなる場合があるからです。
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